C、C、C、Crazy!?!?
「クレイジージャーニー?何それ?美味しいの???」
そんな状態なら今すぐに動画サイト、DVD購入してみましょう!すぐに映画「スラムドッグ$ミリオネア」の挿入歌が頭の中で再生されますね。是非、曲を聴きながらこの記事を読んでみてください!(おススメ!)
"O... Saya" (Slumdog Millionaire Soundtrack - #1)
私は番組の大ファンなのでジャーニーたちのTwitterをフォローしている丸山ゴンザレスさんから新しい本が出ていると知ったので買って読んでみました!
本の紹介
光文社新書から出ている180頁ちょっとのジャーナリズム本。
丸山ゴンザレスさんは世界中の危険な場所に行って取材をしているジャーナリスト。 そんな著者が見た世界中の驚きをこの本はたった180頁ほどでまとめてしまっている。
読書後の感想
「ありえない!!!」
読み終わってみてそんな感想をもってしいました。世界中を旅したり、人生を誰よりも長く生きたり、知識を豊富に身につけていてもこれほどの出来事に遭遇することは無いと思ったからです。
世界の諸問題を取材しても見えてくるのは複雑でお金と人間の欲望渦巻く貧困の闇。そんなことを教えてくれそうなジャーナリズム本。
牛用ステロイド剤をセックスに使うバングラデシュ人
「?????」
最初、読んでいて内容を理解できても想像できない。
そこで少し調べてみました。
バングラデシュという国はアジアでも最貧国のひとつで隣国インドや地域の風習が今でも残っている国だ。それ故、未成年の女性が結婚していることも珍しくない。そんなこの国は売春を合法化している。それ故に若くして独り身になった子持ちの未成年女性は稼ぐ手段がほとんどなく、売春婦になってしまう場合がほとんどだ。
一般的に男性は中肉中背のぽっちゃり系女性が好みなようで、細い女性は稼ぐためには無理やりでも太らなくてはならない。そこで使用されるのが牛用ステロイド剤のオラデクソン。これを細い女性に処方することで無理やり女性をふっくらにさせる。
バングラディシュの売春事情
売春は政府によって公認されていても未成年は許されていない。そこで、このオラデクソンを未成年に与えて成人女性にみせることで許可証を政府から得るのだ。
注意したいのは、彼女たち自身が好き好んで使用するのではなく、オーナーや逃げられない環境から強制的に男性の欲求の為に使用する、ということ。使用を続けてしまうと薬物中毒になってしまい、負のサイクルからは抜け出せない。しかも道端の露店で誰でも簡単に手に入ってしまうのである。
もろもろのソース
実際にバングラディシュの売春婦やそれに通う男性に取材している動画。
世界は思っているよりも広くて闇深い
私が紹介したのはバングラデシュの例だけだが、本にはそのほかにも興味深い内容がたくさん載っている。読んでいてもっとも心が折られたのが、「バルカン半島のスラム街にいた悲しい夫婦」。ネタバレしないが「事実は小説より奇なり」という言葉のように、これ以上最悪なシナリオがあるのか?と思わずにはいられませんでした。
私たちが暮らしている日本はある意味特別だと思うと同時に、世界の常識とは何か改めて考える必要があると思う。
その世界に日本があることも、
必ず関わっていることを絶対に忘れてはならない。
関連記事
世界には未知なるものがあふれていますね。
ホーキング氏曰く
好奇心を忘れず、
常にその理由を尋ね続けることは
非常に重要だ。
タイの東北部、ラオスとの国境沿いにあるまさに秘境!
バンコクから夜行バスで10時間以上かけていく田舎で絶景を見てみましょう!
僕が体験したブラジル旅行!
インディアンと踊ったり、イグアスの滝に突っ込んだりといろんな場所で貴重な体験をしてきたのでまとめました!
現地の人と暮らさないとわからない。
それを実感したLocal Trip day1 & day2では現地のナイトマーケットに売られている大量のスニーカーの山の存在背景に驚愕です!
世界のお金持ちの考えていること。
独自の観察眼で日本、東アジアへの危機感が読み取れます。
あなたは日本が好きですか?
現在日本が抱えている本当の問題、改善点などをたくさんの論文や研究結果の裏付けを元に示してくれる必須本。