レモンバームって知ってる?
レモンバームはハーブティーなどでよく使われているのでカフェなどによく行かれる方は聞いたことがあると思います。また、園芸店などに行くと簡単に見つけられ、栽培も簡単なことから家庭菜園にもぴったりな植物です。
レモンバーム
学 名:Melissa officinalis
科名属名:シソ科コウスイハッカ属
別 名:メリッサ
原 産 地:南ヨーロッパ
古代ギリシア時代から重宝されてきたハーブ。
料理用・薬用はもちろんで、ポプリや入浴剤として使用されることもあります。
日本では名前通りレモンに似ている香りがすることからレモンバーム。
メリッサはギリシア語でミツバチを意味し、ギリシア神話との関りもあるとか。
レモンバームは成長と繫殖力が強く、剪定しても一週間もすれば剪定前以上に成長することもあります。
そんな持て余したレモンバームをいろんな形で生活に取り入れてみましょう。
レモンバームの使い方
ハーブを称される植物は料理はもちろん生活面で役立つ植物。もちろんレモンバームも例外ではありません。
ハーブティー
最も人気の使い方!
摘みたての葉っぱと乾燥させたものとで少し異なります。
摘みたての葉っぱの場合
- 摘みたての葉っぱを水で洗う
- ティーポットに少しちぎった葉っぱを入れて熱湯を注ぐ
- 数分(3~4分)待って蒸らしからカップに注いで飲みましょう
乾燥させたレモンバームの場合
- 乾燥させたものをティースプーン2杯くらいをティーポットに入れる
- 熱湯を注いでこちらも数分蒸らして待つ
- カップに注いで飲みましょう
淹れ方はほとんど同じですが味や香りの違いを楽しみましょう!
紅茶
紅茶に摘みたての葉っぱを入れてレモンバームの風味と一緒に飲んでみましょう。
ポイントは葉っぱを入れるときは少しちぎったりして、葉っぱ本来の風味を出しましょう!
お風呂にレモンバーム
栽培したレモンバームは大量に葉っぱを増やします。
そんなときは盛大に剪定して湯船に入れる!
レモンバームはリフレッシュ効果や血行促進作用もあると言われています。
木綿の袋などに葉っぱと茎を一緒に入れて、湯船の中でこすり合わせたりして香りを出してみましょう。
観賞用リフレッシュ
部屋や机の隅っこなどに置いておくのもいいでしょう。
レモンバームの香りでイライラなどを解消し、リフレッシュしてみては?
料理に使う
こちらも定番の使いかたですね!
お肉料理や魚料理などに消臭効果や香り付けとして使ってみましょう!
もちろん使うときは葉っぱを洗ってから。
煮込み料理や焼きすぎると葉っぱ本来の香りが失われてしまうので気を付けましょう。
自家製石鹸
自家製石鹸にも葉っぱを入れてレモンバームの香りでリフレッシュしましょう。
また、抗菌作用があることからニキビ対策としても期待できます。
しかし、肌が弱かったり敏感肌の人は使用に注意しましょう。
害虫対策にレモンバーム
ハーブは元々、蚊などを寄せ付けないという話があります。
実際にレモンバームにも含まれているシトロネラという成分は蚊を寄せ付けない効果があるそうです。効果があるかは実際に試してみましょう!
女性必見!美容効果と効用
レモンバームはハーブと呼ばれていることから古来より様々な効力があります。香りだけで楽しむのもいいですが、人体にどんなメリットがあるかを考えて使用するといろんな使いかたが見つかります。
- 抗酸化作用の効果によって活性酸素のはたらきを抑えることができます。アンチエイジングにいいですね!
- シラトールという成分は抗菌作用があり、ニキビ予防などに効果的です!しかし、精油成分を薄めないで使うのは危険なので敏感肌の方はパッチテストなどで確かめてから使用してみましょう。
- ハーブならではの消化作用を促進してくれます。食欲不振や神経性胃炎などに効果的です。
- 他にも不眠症や鎮静効果があります。
たくさんの効力があるので自分に合った使いかたを見つけてみましょう!
レモンバームをドライハーブにしてみた!
実際にレモンバームを育てているので有効活用してみました!
なかなか上手にできたので大満足です!
ハーブを育ててみる
ハーブを育ててみようか迷っている方もいるでしょう。そんな時は是非、有無を言わずに挑戦しましょう!ハーブと称される薬や料理、香りなど生活に利用される草木は古くから重宝されてきました。それほど長い歴史がある植物を育ててみるのも楽しいですよ!
レモンバームは多年草で冬の寒さにも強く、春から夏にはたくさんの葉っぱを付けるので一年を通してたくさんの使用方法があります。
レモンバームの育て方はいたって簡単です。以下の記事に手順が載っているので見てみてください!ポイントは地植えしないこと!です。
皆さんも挑戦してみましょう!